善通寺市議会 > 2001-03-26 >
03月26日-04号

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  1. 善通寺市議会 2001-03-26
    03月26日-04号


    取得元: 善通寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    平成13年 3月定例会        ┌─────────────────────┐        │      平成13年3月定例会      │        │  善 通 寺 市 議 会 会 議 録  |        │       3月26日 (月)      |        └─────────────────────┘                午前 9時0分 開議〇出席議員 18名 1 番      草 薙 昭 典   │   11 番      山 田 省 三 2 番      内 田 信 吾   │   12 番      竹 森 正 治 3 番      田 川 正 信   │   13 番      安 藤 末 雄 5 番      高 田 良 徳   │   15 番      岡 崎 敏 一 6 番      山 根 貴 行   │   16 番      大河内 義 雅 7 番      長谷部 一 成   │   17 番      関   清 伸 8 番      氏 家 寿 士   │   18 番      上 田 博 之 9 番      尾 崎   弘   │   19 番      我部山 耕 造 10 番      長谷川 義 仁   │   20 番      芝     昇   ──────────────────────────────────〇欠席議員 なし   ──────────────────────────────────〇説明のため会議に出席した者 市長         宮 下   裕 │ 市長公室企画課長   楠 木   均 助役         平 岡 政 典 │ 総務部財政課長    香 川 政 照 収入役        横 田   直 │ 市民部税務課長    西 山 英 機 教育長        勝 田 英 樹 │ 健康福祉部高齢者課長 宮 武 義 夫 市長公室長      山 下 繁 樹 │ 健康福祉部保健課長  上 田 俊 典 総務部長       南 光 弘 志 │ 建設経済部農林課長  山 野 和 秀 市民部長       上 田 英 昭 │ 水道局下水道課長   宮 内 良 徳 健康福祉部長     湯 尾 慶 三 │ 教育委員会庶務課長  安 藤 克 己 建設経済部長     音 泉 邦 彦 │ 消防次長       岸 田   稔 水道局長       綾   俊 幸 │ 監査委員       福 崎 一 郎 教育次長       杉 峯 文 昭 │   ──────────────────────────────────〇議会事務局出席者 事務局長       白 玖 正 彦 │ 書記         亀 山 貴 之 次長         佐 藤 政 子 │ 書記         吉 田 誠 二   ──────────────────────────────────〇議事日程(第4号) 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 議案第1号 市道の路線廃止及び認定について      議案第5号 善通寺市公共物管理条例の制定について      議案第13号 善通寺市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程第3 議案第14号 善通寺市水道事業給水条例の一部改正について 日程第4 議案第4号 善通寺市生ごみリサイクル条例の制定について      議案第9号 善通寺市国民健康保険税条例の一部改正について      議案第10号 善通寺市福祉医療費助成条例の一部改正について      議案第11号 善通寺市老人ホーム設置条例の一部改正について      議案第12号 善通寺市高齢者ふれあいセンター条例の一部改正について 日程第5 議案第2号 善通寺市職員の再任用に関する条例の制定について      議案第3号 地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第6号 善通寺市職員定数条例の一部改正について      議案第7号 善通寺市職員退職手当支給条例及び善通寺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について      議案第8号 善通寺市税条例の一部改正について 日程第6 議案第25号 平成13年度善通寺市一般会計予算 日程第7 議案第28号 平成13年度善通寺市特別会計下水道予算      議案第29号 平成13年度善通寺市特別会計農業集落排水予算      議案第31号 平成13年度善通寺市水道事業会計予算 日程第8 議案第26号 平成13年度善通寺市特別会計老人保健予算      議案第27号 平成13年度善通寺市特別会計国民健康保険予算      議案第30号 平成13年度善通寺市特別会計介護保険予算 日程第9 議案第33号 工事請負契約について            〔庁舎別棟機械室建設工事〕 日程第10 議案第34号 平成12年度善通寺市一般会計補正予算(第5号) 日程第11 議案第15号 善通寺市助役の選任について 日程第12 議案第16号 善通寺市固定資産評価審査委員会の委員の選任について 日程第13 議員提出議案第2号 善通寺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について 日程第14 請願第1号 乳幼児医療費助成制度の拡充に関する請願書   ──────────────────────────────────〇本日の会議に付した事件 日程第1会議録署名議員指名についてから日程第14請願第1号乳幼児医療費助成制度の拡充に関する請願書まで   ────────────────────────────────── ○議長(草薙昭典君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。 直ちに本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員指名について ○議長(草薙昭典君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。 署名議員には、10番長谷川義仁君、11番山田省三君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第1号、議案第5号、議案第13号 ○議長(草薙昭典君) 日程第2、議案第1号市道の路線廃止及び認定について、議案第5号善通寺公共物管理条例の制定について、議案第13号善通寺農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についての3議案を一括議題といたします。 本案は、建設経済委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 11番山田省三君。             〔11番(山田省三君)登壇〕 ◆11番(山田省三君) ただいま議題となりました議案第1号、議案第5号、議案第13号の3議案につきまして、建設経済委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第1号市道路線廃止及び認定については、別段質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり可決いたしました。 次に、議案第5号善通寺公共物管理条例の制定について、農道や水路などの公共物管理に支障のない土地については、目的地以外での使用を許可するという条例ではあるが、使用料、区分けに宅地や耕作地、物置き場といったものを裁定する必要あるのかとの質疑がありました。これに対し当局より、使用料並びに区分けについては、県条例に準じ策定したものであり、国より市全域を譲与された段階で、本市の実情に合うよう条例を見直していきたいとの答弁がありました。 以上、採決の結果、全会一致で原案どおり可決いたしました。 次に、議案第13号善通寺農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、本条例案は下水道使用料との整合性を持たすということでの値上げであるが、農業集落排水に係る管理費から、適正な使用料を算出すべきではないか。また、接続の少ない現段階での使用料を上げていくということについて、接続者の理解を得られないのではないかとの意見がありました。これに対して当局より、公共下水道農業集落排水での汚水処理経費を比較した場合、農業集落排水公共下水道の約5倍増しの経費がかかるため、使用料についても公共下水道の1.5倍から2倍となってしまう。今回の改正では、下水道並みに抑えたいという料金であり、今後は公共下水道農業集落排水合併浄化槽などの方式をとっても、市民にとって公平な負担になるようにしていかなければならないと考えているとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案どおり可決いたしました。 以上、甚だ概要でとどまりましたが、本委員会へ付託されておりました3議案につきましては、いずれも原案どおり可決いたしましたことを御報告を申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ◆2番(内田信吾君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 2番内田信吾君             〔2番(内田信吾君)登壇〕 ◆2番(内田信吾君) おはようございます。 議案第13号善通寺農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、反対討論をいたします。 当局においては、昨年の12月議会での下水道料金の値上げとの整合性を図るということでの提案だと思われますが、この農村集落排水事業は傾斜地を利用し、農村部においても下水道事業という国の施策だろうと思いますが、この事業は終末処理場の小規模化ということで、もとよりその維持管理費を使用料で賄うことは、計画当初より無理だということが想定できたわけであります。下水道料金との整合性という点においては、使用件数がふえない限り、またふえましても、これは比較することそのものが土台無理な話となってしまいます。 私は、以上の理由によりまして、この条例改正に反対をいたす次第です。 ○議長(草薙昭典君) ほかに討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第1号市道の路線廃止及び認定について、議案第5号善通寺公共物管理条例の制定についての2議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号善通寺農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 追加で訂正をお願いいたします。 日程第1で会議録署名議員を指名いたしましたが、10番長谷川義仁君が欠席でありますので、追加して12番竹森正治君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第14号 ○議長(草薙昭典君) 日程第3、議案第14号善通寺水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。 本案につきましては、建設経済委員会に付託してありましたが、建設経済委員長から閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号善通寺水道事業給水条例の一部改正については、閉会中の継続審査とすることに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第4号、議案第9号から議案第12号
    ○議長(草薙昭典君) 日程第4、議案第4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定について、議案第9号善通寺国民健康保険税条例の一部改正について、議案第10号善通寺福祉医療費助成条例の一部改正について、議案第11号善通寺老人ホーム設置条例の一部改正について、議案第12号善通寺市高齢者ふれあいセンター条例の一部改正についての5議案を一括議題といたします。 本案は、教育民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 13番安藤末雄君。             〔13番(安藤末雄君)登壇〕 ◆13番(安藤末雄君) ただいま議題となりました議案第4号、第9号、第10号、第11号、第12号につきまして、教育民生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定につきまして、条例案では市は市民に協力を要請するもの、また市民は市が行う施策に協力しなければならないという部分など、市民は協力しなければならないという強制的な解釈にとれる部分もあり、仮に市民が市の施策に協力しない場合、条例違反になるのかとの質疑に対し、廃棄物行政については廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、地方公共団体の責務として一般廃棄物の減量に関し、住民の自主的な活動の促進を図るとともに、及び一般廃棄物の適正な処理に必要な措置を講じなければならないと規定されている一方、国民の責務として廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべくみずから処分すること等により、廃棄物の減量、その他適正な処理に関し、国及び公共団体の施策に協力しなければならないと決められており、この条例案もそれに即した内容になっている。 なお、それに従わなかった場合についての罰則などは考えておらず、市内の全世帯が生ごみについてはすべて家庭で処理という方向で努力は払ってもらおうとするものであるとの答弁がありました。 さらに、処理機の賠償の義務について、やむを得ない場合とはどのようなことをもって言うのか。また、処理機の管理責任を市民へどの程度まで問うのかとの質疑に対し、やむを得ないという部分については、なかなか想定できるものではないが、この賠償の義務については、悪意を持っての故障、破損について賠償していただくようになるが、状況を聞いた中で明らかに不可抗力と認められた場合には、そこまで追及するには無理があろうかと思われるとの答弁がありました。 なお、悪意の場合に責任を問うのであれば、故意責任を問うことになるが、この条文中では過失責任を問うような内容になっていることから、条文をもう少し整備すべきではないかとの意見がありました。これに対し当局は、処理機は市民の共通の財産であり、それを大事に使っていこうという意味合いのものであり、余り強く過失を問うものではない。また、賠償金をとることが目的でもなく、善良な管理者の注意を持って維持管理をしていただくために条項を設けているとの答弁がありました。 別の委員からは、市民から補助金を具体的にはどのように徴収し、また貸付対象世帯でなくなった場合には、どのようなチェックをするのかの質疑がありました。これに対し当局は、保証金の徴収方法については、処理機を貸し付ける際に、相手方の世帯と貸付契約書を締結したいと考えており、その契約時に保証金をお預かりするというように考えているとの答弁がありました。 また、貸付対象世帯ではなくなるということは、本市から転出をする場合がほとんどであるので、貸付契約時に十分に説明しておくとともに、転出届を提出する市民課と連携をとり、処理機の返却についての手続ができるような体制を整え、回収に当たりたいとの答弁がありました。 また、市民が短期間の使用で転出した場合、返却された処理機をどのように処置するかとの質疑に対し、普通に使えば7年ほどは使えると思っているので、そのように短期間で返還された処理機に対しては、新たに使用できるように整備をし、転入してこられた別の市民へ貸したいとの答弁がありました。 処理機で精製された処理物を市民が再利用するのが困難な場合について、規則で決めるところで処理するとあるが、具体的にはどのようになるのかとの質疑に対し、処理機で処理したものは、基本的にはまず家庭で肥料等として利用していただきたい。ただ、家庭では使い切れない、また全く使い道がないというのであれば、市が回収をするようになる。回収後は再利用し、最終的に土に返したいと考えており、現時点では処理機選定先の業者に回収処理の方法も提案していただきながら、機種の決定をしたいとの答弁もありました。 さらに、保証金1万円を徴収することによって、市民のうちどれぐらいの方が善良な管理をしてくれるだろうと当局は考えているのか。たった数%の決まりを守らない市民のために、大多数の善良な市民に保証金を課すのはどうであろうかとの質疑がありました。これに対し当局は、水道料金などの事例で考えると、大体5から10%の方が契約などを守ってくれないことを考えれば、それと同等であろうと考えている。 また、引っ越して市外へ持っていったりしてしまったのを、多大の人件費と手間をかけて回収せずに、この保証金を充当させ、できるだけ事務を簡素化させ、効率的な方法にしたいとの答弁がありました。 別の委員からは、今回提出された生ごみの処理機の処理の方法以外、具体的にはどのようなことを検討したのかとの質疑に対し、生ごみの処理については、家庭に生ごみ処理機を導入して処理することが一番よい方法であると考え、他の方法は考慮することなく家庭用の電気式生ごみ処理機のみを検討したとの答弁がありました。 また、環境への負荷の低減を目的とするISO14001の認証取得事業も平成13年度の施策として上げているが、環境という視点から考えて、どのように整合性を持たせているのかとの質疑に対し、電気を使用して生ごみを処理するので、それにより温室効果ガスが発生すると考えられるが、昨年3月に社会調査研究所が発表したところによれば、従来型焼却施設で処理した場合より、生ごみ処理機により処理した場合の方が、温室効果ガスは25%程度削減されるとの試算結果が報告されており、また焼却時には二酸化炭素、メタンガス、一酸化二窒素が排出される反面、電気式処理機の場合は二酸化炭素のみであるので、そういう意味では環境への影響は軽減されるとの答弁がありました。 また、環境推進会の組織もあることから、それらの協力を得て内容を検討することでよりよい条例案もできるのではないかと考えるがとの質疑がありました。これに対し当局は、環境推進会資源ごみ分別収集善通寺方式を推進、発展させてきた極めて強力な団体であるが、今回の生ごみのリサイクルに関しては、民間会社に設置、回収、再利用のすべてを任せるという形の案になっている点を今後検討して、善通寺式と言えるような方向に変えることも可能でありますし、また地域の皆さんが自主的に協力をしていただかなければ、資源ごみ分別収集のような成果はないと考えているとの答弁がありました。 討論では、処理物の最終処分についてなど具体的な案ができていない。また、保証金制度管理義務賠償責任義務などを含んだ条例に対し、市民の意識の成熟度がまだそこまで到達できていないのではないか。そのような点を考えると、この条例案をもう一度検討し、改善を加えるべきであるとの反対の意見があり、採決の結果、全会一致で否決いたしました。 次に、議案第9号善通寺国民健康保険税条例の一部改正につきましては、資産割、所得割をどのような根拠で決めているのかとの質疑に対し、現在応益応能割を50対50と決めているが、これは国の基準に従った割合で課税を実施することにより、本市に有利な補助金を受けられるためであるとの答弁がありましたので、これで了とし、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第10号善通寺福祉医療費助成条例の一部改正につきましては、福祉施策として68・69を残すことが、本市に住んでよかったと思う施策になるのではないか。また、福祉も自治体単位の競争の時代でもあるので、住民がどこに住みたいのかを選択できることを考えれば、非常によいPRになるのではないかとの質疑に対し、当局はこの制度の一般的な考え方に、老人が社会的弱者という意識が強く、そのための手厚い施策によるものであったが、四半世紀たった現在、平均寿命が延び、また対象者の増加による財政面での問題も存在する一方、多少差はあるが、高齢者の方々と言え所得が少ないわけでもないので、設立当時の目的は達しているとの結論に至り、今後は高齢者の生きがいづくりなどを考えていきたいので、医療費の助成よりも健康づくりや予防対策、健康診断に力を入れるように転換をする方が得策である。 また、国の方でも70歳以上の老人の方にも、所得のある方については応能負担をしてもらおうということを提案しようとしている。そのようなことを考えれば、68・69の役割は既に終わっているのではないかと考えるし、新しい方向へ転換するべきではないかという県の転換施策に足並みをそろえるのが正しいのではないかとの答弁がありました。 また、平成12年度の対象者が928名のうち720名が該当し、かかる医療費3,000万円のうち市が負担をするのが5分の1の600万円であることを受けて、委員からは県についてはさまざまな理由を並べて打ち切るようであるが、本市にとって600万円は財政上の問題であるのかとの質疑に対し、県については確かに財政的な面もあるかもしれないが、市独自で検討し、条例を制定している。 また、今後単独で制度として運営していくのなら、直接的経費600万円の支出にとどまらず、事務処理の経費、電算システムの見直しなど、それ以外の負担が必要であるし、担当者を1名配置して行っている人件費も含まれてくることから、これからは高齢者福祉の施策の転換であり、医療費を助成することよりも、むしろ生きがいづくりへの転換していきたいとの答弁がありました。 ある委員からは、自治体間の福祉の競争の面からも、この68・69の医療費助成制度存続事業に抜群の効果があると考える。高齢者でも所得の多い人は別として、生活保護も受けずに1人で頑張っている人などに救いの手を差し伸べるべきだとのことで、今まで当局が老人医療費として出していた範囲内の金額で、規則の中で所得制限をかけて助成対象者を絞り込みながら、医療費補助をしていただきたいという理由から、修正案の提出がありました。 修正案に対する質疑では、68・69部分を残すことで市の負担がどの程度になるのかとの質疑があり、これに対し修正案を提出した委員からは、現在補助を負担している部分で賄っていただくのなら、金銭的負担は変わらないが、原案どおり可決され、助成制度がなくなったのと比較をするのならば、来年度は経過措置もあることから、余分な出費は150万円であり、また14年度は450万円、15年度以降は600万円の支出になるだろうとの答弁がありました。 そして、原案及び修正案を一括して討論を行い、委員から修正案は市の財政事情を考慮、イメージ、低所得者に対して配慮したものであると賛成意見が出ましたが、採決の結果、修正案については賛成者少数で否決とし、原案につきましては、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第11号善通寺老人ホーム設置条例の一部改正につきましては、委員から施設を経営移管するための最初段階になるものであると考えるが、社会福祉協議会は入所施設の事業者になれないことから、どのような手順で行うのかお尋ねしたところ、本年4月1日には善通寺社会福祉協議会へ運営、管理の委託を行った後、平成13年度中に新しい社会福祉法人を立ち上げ、3年後ぐらいにはその社会福祉法人に養護老人ホームの経営を移管したいとの答弁がありました。 別の委員からは、今後委託するに当たりまず問題になってくるのは人件費であろうと思われるが、このことを十分詰めて委託運営へ行ってほしいとの要望がありました。 討論では、老人福祉施設というのは直営で行う必要性があると思う。社会福祉協議会がいい悪いは別として、委託自体のメリットが感じられない。直営する安心感などを含めて考えるのならば、適当でないとの反対意見がありましたが、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第12号善通寺市高齢者ふれあいセンター条例の一部改正につきましては、委員から施設が2つになり、医療に際しての地区割をするのか、また今後の建設予定についてお尋ねしたところ、今の考えでは地区割をせず、両方使っていただきたいと考えている。 また、市が建設するふれあいサロンとしては、国の補助事業をいただき建設をしているので、今のところ市で建設する計画はないとの答弁がありました。 さらに、送迎バスの運行はどのように考えているのかとの質疑に対し、今のところふれあいサロン五岳については、月曜から木曜までを第1週、第1週を市内のうちの4地区を。そして、第2週目を別の4地区を。やすらぎの方は第2週目でふれあいサロン五岳を利用している4地区の方々を第1週目に充てて、交互に利用できるように配慮しているとの答弁がありましたが、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしました。 甚だ概略にとどまりましたが、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第10号善通寺福祉医療費助成条例の一部改正については、17番関清伸君外1名から修正の動議が提出されております。 その修正案を配付いたさせます。             〔修正案配付〕 ○議長(草薙昭典君) それでは、提出者の説明を求めます。 17番関清伸君。             〔17番(関 清伸君)登壇〕 ◆17番(関清伸君) 議案第10号善通寺福祉医療費助成条例の一部改正について、5番議員とともに修正の動議を提出いたしましたので、私の方から修正案の提案説明をさせていただきます。 この原案の趣旨は、今まで老人医療の助成として70歳以上とする国の制度にプラスして、自治体として68歳、69歳の方に助成をしてきたそのことをやめること。あわせて3歳児未満だった乳幼児医療費の助成を6歳未満までにしようというものであります。 もとより少子化が進行する中、子育てを支援する意味からも、乳幼児医療の助成拡大は大賛成をするところであります。しかし、そのことにあわせて68歳、69歳の老人医療費の助成をやめてしまうことは賛成しかねるわけであります。 さきの教育民生常任委員会で市長がお答えになったとおり、老人への助成をやめて、それを乳幼児に回すという意味ではない。このことは切り放して考えるべきだとおっしゃいましたが、全くそのとおりだと思います。 しかし、県は財政難の中、子育て支援の財源を確保するため、この22日の県議会において68歳、69歳への医療費を助成してきた市町村に対して、これから県は助成をしないことを決めてしまったところです。したがって、68歳、69歳に対しての本市の事業規模が3,000万円ですから、県の負担分は8割、2,400万円。本市が2割600万円でしたので、今後は経過措置分を除いて8割分2,400万円は県からは交付されなくなります。 この県の決定に対しては、県の財政が大変なことになっていることも聞いておりますし、県の職員の給与の一律カットをしなければいけないような状況から見て、県当局や県議会において慎重に審議を重ねた結果だと思いますので、県の対応についての云々を言う気はありません。しかし、それにあわせて今まで市が助成してきた600万円もやめてしまうことにはいかがなものかと考えます。 確かに、この制度ができたころに比べますと、平均寿命は5歳延び、老人の所得や資産も20歳代や30歳代の伸びに比べて3倍の伸びがあることも、統計資料として発表されています。しかし、老人は元気なお金持ちばかりでしょうか。もちろんそうではありません。ひとり暮らしの方や生活保護を受けないで頑張っている方も多くいると思います。そういう方々にも、60歳になるまでは医療費は負担してもらいますということが果たして言えるでしょうか。せめてそういう方々には、今までどおり68歳から市として手を差し伸べる必要があると思います。それが本市として独自の福祉施策。言い変えればこの地方の時代、善通寺の心を残すということではないでしょうか。そのため必要な600万円という額、確かに大金かもしれません。しかし、県などとは違い、宮下市政のもと、行政改革を断行する中、厳しいなりでも本市での財源状況は健全化に向かっていると思います。今年度の決算も8億以上の黒字が見込まれているところです。 そのような状況の中、600万円の支出は、予算全体に対する影響は少ないと理解しております。ですから、この修正案は、今までどおり68歳、69歳の医療費助成を残すという内容になっていますが、修正案の趣旨は、金持ちまで助成しろということではありません。そこのところを規制で所得制限を設けることができますので、市長の規則制定権にゆだね、低所得者に手を差し伸べるという意味で、せめて今まで負担してきた600万円については、最低限確保する方向で制度は残すという意味であります。 先ほども申しましたように、善通寺の心を残すという意味で御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(草薙昭典君) 暫時休憩いたします。再開15分前、45分。             ─────────             午前9時32分 休憩             午前9時45分 再開             ───────── ○議長(草薙昭典君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 それでは、修正案に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、修正案に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について……。 ◆5番(高田良徳君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 5番高田良徳君 ◆5番(高田良徳君) 動議が否決された場合、緊急動議は出せるんですか。 ○議長(草薙昭典君) 別段、順次議案を追って進行したいと思いますので、御了解いただきたいと思います。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立ありません。よって、議案第4号は否決されました。 次に、議案第9号善通寺国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号善通寺福祉医療費助成条例の一部改正についてに対する修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立少数であります。よって、修正案は否決されました。 次に、原案について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号善通寺老人ホーム設置条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号善通寺市高齢者ふれあいセンター条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第2号、議案第3号、議案第6号から議案第8号 ○議長(草薙昭典君) 日程第5、議案第2号善通寺市職員の再任用に関する条例の制定について、議案第3号地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第6号善通寺職員定数条例の一部改正について、議案第7号善通寺職員退職手当支給条例及び善通寺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第8号善通寺市税条例の一部改正についての5議案を一括議題といたします。 本案は、総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 12番竹森正治君。             〔12番(竹森正治君)登壇〕 ◆12番(竹森正治君) ただいま議題となりました5議案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を申し上げます。 まず、議案第2号善通寺市職員の再任用に関する条例の制定について、議案第3号地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、別段質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第6号善通寺職員定数条例の一部改正については、消防職員の定数減も提案されていることについて、消防は市民の生命、財産を守る重要な仕事であるのに、定数を減らすことによって業務に支障はないのかとの質疑がありました。これを受けて当局より、今回消防機関の職員を43名から41名に減員することとなっているが、現在は消防本部職員9名、消防署職員30名の39名であり、消防署職員が15名の2班体制で消防救急業務をこなしているのが現状である。 また、平成13年度には欠員となっている2名を新規に採用する予定であるので、今回2名減員しても支障はないと考えているとの答弁がありました。 これを受けて委員から、消防業務は体力的にも精神的にも厳しい職場であるので、職員の採用に当たっては適正を十分に考慮して採用するよう要望がありました。 討論では、職員数を減らしてもサービスは低下しないとの当局の考えは根拠に乏しいとの反対討論がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第7号善通寺職員退職手当支給条例及び善通寺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第8号善通寺市税条例の一部改正については、別段質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしました。 以上、当委員会に付託されました5議案につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決されましたので、御報告を申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ◆5番(高田良徳君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 5番高田良徳君             〔5番(高田良徳君)登壇〕 ◆5番(高田良徳君) 議案第6号定数条例の一部改正について、反対の立場で討論に参加をさせていただきたいと思います。 これ毎回私の方から申し上げているところでありますけれども、特に効率化や事務事業の見直し等で人員が削減できているということであれば、当然地公法の趣旨に反していると思われる臨時職員、あるいは嘱託職員、このあたりの人数がまず減らなければならない、私はこのように思うわけです。 というのも、臨時的職員でありますから、正採用職員ではないわけでありますし、今後の再任用制度という部分の活用ということを考えれば、定数を削減をするというよりも、実質的な人件費の削減に結びつく再任用制度ということを有効に活用していく、このことが必要ではないかなというふうに思うわけであります。 ですから、法律にかなった職員採用ということを今後考えていくその観点から言えば、目に見える定数を減していく、正規職員を目に見えた形で人数を減していくというのではなくて、全体の人件費という形で考えていく、このことが必要だと思います。 現在います臨時職員、嘱託職員の方、一見市民の方から見れば同じ市の職員でありますが、同じ仕事をそれもやっているという中で、臨時職員、嘱託職員と正規職員というこの差別化がやはり生まれてくる。そういう意味では、同じ市役所で働く職員すべて法的にきちっと身分が保障された形で、仕事自身も職員みずからが誇りと自信を持って取り組むことができる。こういう法体系のもとに人員削減ということは考えていかなければならない。そういう意味で、単に定数条例を削減する。人数を減していくと意味では私はないと思いますので、そういう意味で反対の討論とさせていただきたいと思います。 以上であります。 ○議長(草薙昭典君) ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第2号善通寺市職員の再任用に関する条例の制定について、議案第3号地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第7号善通寺職員退職手当支給条例及び善通寺市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第8号善通寺市税条例の一部改正についての4議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号、議案第3号、議案第7号、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号善通寺職員定数条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第25号 ○議長(草薙昭典君) 日程第6、議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算を議題といたします。 本案は各常任委員会に分割付託してありましたので、順次委員長の報告を求めます。 まず、建設経済委員長の報告を求めます。 11番山田省三君。             〔11番(山田省三君)登壇〕 ◆11番(山田省三君) ただいま議題となりました議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算のうち、建設経済委員会に分割付託されました歳出予算につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告を申し上げます。 まず、2款総務費、1項総務管理費、12目地籍調査費については、地籍調査費の最終見通しをお尋ねしたところ、平成12年度までに調査対象地区の1筆調査は約43%が終了したところであり、今後2班体制で調査をしていけば約19年、3班体制で調査すると約10年かかる。また、班編成を抱えることに、外注に出すことも検討しており、この場合約13年かかるとの答弁がありました。 次に、5款労働費については、別段質疑はありませんでした。 次に、6款農林水産業費については、現在県において新農業農村計画が策定されている時期であることから、本市の農業基本計画の裁定を変えて、コンサルタント会社に委託する必要があるのかとの質疑がありました。これに対し当局より、今後本市においても特色ある農業を推進していかなければ、農業で生計を立てていくことが難しくなると言う考えから、今回新たに農業基本計画を策定し、農林業だけではなく、土地改良事業なども含めた本市農林行政の指針としたいとの答弁がありました。 また、花のまちづくり構想についても、コンサルタント会社に頼らず、職員の能力で十分対応できるのではないかとの意見があり、当局より、農業基本計画の中で農村地域環境整備をあわせ、遊休農地を活用した花づくりフラワーパークの設備や花を生かした市民の参加のまちづくりとしてフラワーセンターを建設することなど検討を予定している。このことについては、専門的な知識を必要とするため、コンサルタントにお願いするものであり、またこの事業も民間資本が参加する事業形態でやっていきたいと考えており、このことについても合わせて知恵をおかりしたいとの答弁がありました。 そのほか、農業歩道舗装事業資金返済補給金、農道整備事業資金返済補給金、麦産地域体制強化事業補助金についての質疑がありましたが、当局の説明をもって了といたしました。 次に、7款商工費については、別段質疑はありませんでした。 8款土木費では、道の駅と鉄道の駅を結びつけ整備してはどうかとの話があるが、このことについての当局の考えをお尋ねいたしました。当局より、現在JR善通寺駅または金蔵寺駅において道の駅を整備することを考えてはどうかとのお話をいただいているが、今回の整備計画調査においては、JR駅も視野に入れながら、それ以外の場所についても調査を進めていく予定であるとの答弁がありました。 また、JRの連続立体交差関連善通寺駅改修計画調査委託料に関しては、事業による交通の緩和といったメリットだけではなく、それによって失われる景観とか自然といったデメリットの部分についても目を向けた調査を行うよう要望いたしました。 次に、道路台帳補正委託料について、毎年680万円もの金額が計上されていることについて質疑があり、当局より、道路認定とか新たに認定した部分、道路解除により状況が変わった部分などの現況図や台帳図面調査などの作成に要するものであるが、現在費用の削減を図るため、図面のデジタル化について調査研究しているところであるとの答弁がありました。 次に、せせらぎ水路維持管理委託料の内訳についてお尋ねしたところ、浄化施設の維持管理、殺菌設備のカートリッジ交換の費用であるとの答弁がありました。 設備の施設業者でなければメンテナンスはできないことから、点検内容について精査し費用の軽減を図ってもらいたいとの要望がありました。 次に、11款災害復旧費については、別段審議はありませんでした。 以上、議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算のうち、当委員会に付託されておりました歳出予算につきましては、採決の結果、全会一致で原案どおり可決いたしましたことを御報告を申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) 次に、教育民生委員長の報告を求めます。 13番安藤末雄君。             〔13番(安藤末雄君)登壇〕 ◆13番(安藤末雄君) ただいま議題となりました議案第25号平成13年度一般会計予算のうち、教育民生委員会に分割付託されておりました部分における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、2款総務費、1項総務管理費の10目交通安全対策費及び3項戸籍住民基本台帳費につきましては、市民交通障害共済について、最近加入者が減少しているのではないかとの質疑に対し、加入者は平成12年度においては1万5,432人、11年度で1万6,351人であり、年々減少をしているとの答弁がありました。 また、委託方法についてお尋ねしたところ、保険の運用はJA香川善通寺支部が行い、生活環境課では受付の窓口と集金事務を行っているとの答弁がありました。 次に、3款民生費につきましては、軽度生活援助事業についての質疑があり、これは介護保険で要介護認定を受けられていない方を対象にしており、事業の実質的な内容は、従来の家事援助のホームヘルプサービスであり、申請に基づいて援助事業を行っているとの答弁がありました。 また、子育てプラザ21管理運営委託事業については、12月定例会の中で金額的には委託をしても安くならず、逆に増加する可能性もあるとの答弁であったが、積算した結果どのようになったのかとの質疑がありました。これに対し、委託料7,605万7,000円のうち、保育所部分の人件費が3,000万円程度、子育て支援事業部分が2,200万円となっている。 また、保育所管理費について、歳入歳出を試算した結果、委託料の歳出が増加する一方、地域子育て支援センター事業、一時保育促進基盤整備事業などの補助事業を13年度に繰り上げて実施することから、歳入の増加が見込めるため、前年度より1,890万円の歳出増にとどめることができ、ただ子育てプラザ21の委託料については、移籍希望者数など流動的な点もあり、若干の増額補正が必要になってくる可能性があるとの答弁がありました。 これを受けて別の委員から、委託を決定した後は予算を審議することでしか議会は経過内容が把握できないことについて質疑をしたところ、当局は、本来であれば委託料の内訳も十分議会の方で審議していただき、執行段階でも監査を受け、御指導を受けなければいけないものだと思っている。予算書の作成方法も、委託料の中身については予算に掲載をして、そこでチェックを受けるようにすることが必要であると考えるので、委託段階でも補足説明をしたような、中身が別紙についてこなければいけないことも考えるので、今後子育てプラザ21、老人ホームともに委託する内容を添付すべきものであるとの答弁がありました。 また、生ごみ処理機について、当初は全世帯一斉に配布をする計画で行われていたはずであるが、2,500台ずつ4年をかけて配布することになったいきさつをお尋ねしたところ、第1点目は、モニターリングの結果、各家庭の事情や使い方にも差があり、1万個を一斉に配布した場合、市の担当職員が全力を挙げて、また業者に全面的に力をかりてもトラブルに対処できないと想定されることから、一斉配布は困難であると判断したこと。 第2点目は、処理物処理方法が簡素型については業者が処理し、バイオ式では農家と契約をしてやるようにすると提案してはいるが、まだまだこれについては改善の方法があるので、とりあえず2,500個やった中で改善すべきところは改善をして、事業を拡大していきたいとの答弁がありました。 さらに、実際2,500個の配布先はどのように決定していくのかとの質疑に対し、最終決定はしていないが、あるまとまった地域からは生ごみを出さないようにしなければ、今後の参考にはならないと考えるので、市内8地区の環境推進委員会と相談をして、それぞれの地域でそれに沿った形で8区各つくっていただき、その環境推進委員会単位ごとに配布をして、問題点や成果を見ながら順次配布を行っていきたいとの答弁がありました。 また、ISO14001取得事業について、いつごろ認証取得が可能であるかとの質疑がありました。これに対し当局は、年度当初に委託業者を選定をして、年度内に準備を終了させ、平成13年度内取得を目指したいとの答弁がありました。 廃食油燃料化事業について、現在給食センターに処理機を設置しているが、どのように運用されているのかとの質疑に対し、これまでに1万1,700リットル処理をして、精製されたものが8,280リットルとなったが、これを現在の軽油の単価に直すと、70万円から90万程度になろうかと思われる。 また、経費については、年間50万円程度かかっていることから、差し引き20万円から40万円程度の黒字となっている。運用面では、現在トラック3台に供給をしているが、今後は未来クルパーク以外の車両にも供給していきたいとの答弁がありました。 エコライフ講座とミラクルふれあいについて、どのような形式で行っていくのかという質疑に対し、現在講座の講師を三、四名程度お願いしているが、季節こどに開く予定であり、できるだけ早い時期に講座を開いていきたい。 また、講座は毎週定期的に開く予定であるが、それ以外の日でも講座の生徒さんたちには各工房を自由に使っていただけるようにして、土曜日、日曜日関係なく、市民が自由に交流できるような場所にしていきたい。 また、未来クルフェアを年に1回、そのような講座の工房でつくったものや、フリーマーケット、市民がリサイクル品として持ち寄ったものを集めて開催したいとの答弁がありました。 環境基本計画策定事業について、どのような見直しを立てて策定を行うのかというお尋ねしたところ、本市にふさわしく、また今後10年間で可能な範囲で事業を選定し、事業計画に盛り込んでいこうと考えているが、当時にこれから補助事業をやっていく上で、補助申請の際に国の環境基本法に沿った計画体系で、合致し一貫した環境基本計画を策定することが重要にもなるので、よい計画をつくることによって、今後の方法や方向を明確にしたいとの答弁がありました。 次に、10款教育費では、各小学校の備品費について、各小学校への配分方法、過不足の状況についてお尋ねしたところ、年度当初に認められた予算の中から、学級数と児童数に応じて、公平に各学校に配分をしてる。十分かどうかとなると、学校側から要求も多いので十分ではないと思うが、節約しながら必要なものから使っていってほしいとお願いをしている。 また、配分予算の中で対処できないものについては、教育委員会で要望を聞きながら相談に乗るようにしているとの答弁がありました。 預かり学童保育について、去る12月定例会で条例化され、人的配置もめどが立ったと思っているが、各空き教室などを利用すると抽象的な表現になっている点についての質疑に対し、教室については小学校で1教室、幼稚園で1教室と考えている。各教室については、畳と敷物をひいて、冷暖房の設備、給水設備など代替整備が終わったところであるとの説明がありました。 そして、教室は小学校、幼稚園で各1教室ということでなく、例えば南部地区のように小学校と幼稚園が離れている場合などは、幼稚園を中心に使用を検討してみるなど、各校区ごとに指導者の方々を中心に考えていくとの答弁がありました。 また、ボランティアとして小学校高学年児童や中学生に協力をしてもらおうという言葉であるが、協力体制はどのようになっているのかとの質疑に対し、現在指導者は57名ほど確保をしているが、主に夏休みのように子供たちと接する時間が長いときは、四国学院大学の学生や中学生に手伝ってもらうようにしていきたいとの答弁がありました。 IT講習事業について、講習を受ける生徒の数が仮に20名あるいは30名となると、到底2名では対応できるものではないので、ボランティアなどで補助していくのかどうかの質疑に対し、現在国の基準でも先生が1人、補助者が1人となっているが、それでは十分に生徒さんたちにかかわれないことが予想されるので、広く補助者を確保し、またいつでも人材が確保できるように補助していただく方のための諸経費も予算計上しているとの答弁がありました。 中型バス購入事業については、主に学校活動に役立たせるためということで購入をするとありますが、それ以外への貸し出しについてどのように考えているのかとの質疑に対し、主に郊外学習、生涯学習を中心に使用するように考えてはいるが、行事もなくあいている場合については、市全体で使用していくようにしたいとの答弁がありました。 次に、13款諸支出金では、別段質疑はありませんでした。 以上、甚だ概要ではありますが、当委員会の分割付託分につきましては、採決の結果、全会一致で可決されましたことを御報告申し上げます。 なお、当委員会では、議案4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定についてを否決したことに伴い、平成13年度一般会計予算4款衛生費のうち、第4号議案に関する予算部分については、当局において適切な措置をとるようこの際要望いたしておきます。 甚だ概略にとどまりましたが、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(草薙昭典君) 次に、総務委員長の報告を求めます。 12番竹森正治君。             〔12番(竹森正治君)登壇〕 ◆12番(竹森正治君) ただいま議題となりました議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算のうち、総務委員会に分割付託されました予算につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、歳出について申し上げます。 1款議会費については、別段質疑はありませんでした。 次に、2款総務費について申し上げます。 まず、国際交流事業について、現在アメリカから1名招いて授業を行っているが、子供たちなどの評判が大変よく、今後この事業を発展させていく意味でも、1名では少ないのではないかとの質疑がありました。これを受けて当局より、市としても本事業については今後も力を入れていきたいと考えているので、増員したいとは考えているが、アメリカから直接人材を求めているので、人選がなかなか難しいため、平成13年度は今までどおり1名としているが、引き続き適任者を探していきたいとの答弁がありました。 次に、財団法人ハートスクエア善通寺管理運営補助金について、ハートスクエアがもっと経営努力をすれば、この補助金は減らしていけるのではないかとの指摘がありました。それに対し、ハートスクエアの管理の中で一番経費がかかっているのは体育館であるが、体育館はもともと公共施設として市民たちのスポーツ団体の方々に活用してもらっており、使用料は余りいただいてないので、どうしても赤字になっている。そのため、もうしばらくはこの補助金を続けていく必要があるのではないかと考えている。ただ、予定があいている場合には、収益の多い事業を導入するようには努力は続けていくとの答弁がありました。 これを受けて委員から、駐車場や駐輪場の運営についても、十分に経営努力をして収益を上げ、その管理運営補助金に頼らない運営をしていくよう要望がありました。 次に、9款消防費、12款公債費、14款予備費については、当局の説明で了といたしました。 次に、歳入については、市税のうち軽自動車税の徴収についてお尋ねしたところ、本市で車両を登録しておいて、変更の手続もせず転出した場合、追跡が難しいため、その対応に苦慮しているとの答弁がありました。 これを受け委員より、市外に転出する際には、市民課に届けに来るはずなので、その際に税の関係もあわせてチェックすることができるシステムづくりをするよう要望がありました。 次に、債務負担行為については、質疑に先立ち教育民生委員長より教育民生委員会において議案第4号善通寺生ごみリサイクル条例の制定についてが否決された旨連絡があったことを委員に報告いたしました。 これを受けて委員からは、債務負担行為のうち生ごみ処理機使用料については、当局において適切に処理するよう要望がありました。 次に、地方債、一時借入金、歳出予算の流用については、別段質疑はありませんでした。 続いて、討論では、一委員より反対討論がありましたが、議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算のうち、当委員会に分割付託されました予算については、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決いたしましたので、御報告を申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ◆2番(内田信吾君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 2番内田議員             〔2番(内田信吾君)登壇〕 ◆2番(内田信吾君) 議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算に反対の立場で討論に参加いたします。 新年度の一般会計予算は、昨年より5億円アップの128億円となっておりますが、これは重点事業として取り組んでおります、いわゆる箱物等への出費がかさむためと考えられます。このため、公債費比率は12.4%となります。 また、この予算の中にはじんかい処理手数料1,600万円並びにし尿くみ取り手数料2,300万円などの各種公共料金の値上げ分が昨年にプラスして歳入として計上されております。いずれも財政の赤字を理由として値上げをされたものでございます。 しかし、財政の赤字を言うのであれば、歳出の面で切り詰めるべきものがあるのではないでしょうか。民生費、教育費などで申しますと、同和対策費があります。地対財特法の有効期限は平成13年度末となっており、特別対策の法令上の根拠はなくなります。私は、今後一般対策で対応すべきだと考えております。このように団体補助金、個人給付金などでの特別対策を続けていくことは、全国の先進例を見てみましても、差別解消に必ずしも有効ではありません。市単独事業で若干の減額はありますが、いずれも不十分なものと言わざるを得ません。 また、民生費、土木費、教育費にも関しますが、本市の重点事業と位置づけておりますくらしのみちづくり事業におきましては、例えば自衛隊前の大門通り線、この区間550メートルだけで概算事業費は17億円でありますが、1メートル当たりの単価では309万円にもなります。これは、トンネル工事並みの単価となります。余りに広い歩道が市民の不用となっておりますし、地元の説明が全く不十分でございます。その上、今回の予算では、この歩道上につくられておりますせせらぎ水路の維持管理委託料が浄化槽の管理点検、カートリッジの交換等で320万円計上されております。 また、維持管理費で申しますと、未来クルパーク21に係ります費用は1億5,100万円、職員さんの給料等を引きましても、毎年8,000万円以上の維持費がかかります。 また、現在建設中の多目的屋外競技場、鉢伏市民ふれあい公園につきましても、多大な維持管理費が毎年必要となってまいります。これは工事をする以前にわかっておったことではないでしょうか。財政赤字を言うのであれば、直ちに中止か事業の縮小、見直しをするべきだと考えます。そして、予算はもっと暮らしや福祉、教育に重点を置いたものに組み替えてこそ、市民本位の予算となるのではないでしょうか。 私は、以上の要旨でこの予算案に反対するものであります。 ○議長(草薙昭典君) ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより議案第25号平成13年度善通寺市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第28号、議案第29号、議案第31号 ○議長(草薙昭典君) 日程第7、議案第28号平成13年度善通寺市特別会計下水道予算、議案第29号平成13年度善通寺市特別会計農業集落排水予算、議案第31号平成13年度善通寺市水道事業会計予算の3議案を一括議題といたします。 本案は、建設経済委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 11番山田省三君。             〔11番(山田省三君)登壇〕 ◆11番(山田省三君) ただいま議題となりました議案第28号、議案第29号、議案第31号の3議案につきまして、建設経済委員会における審査の経過と結果を御報告を申し上げます。 まず、議案第28号平成13年度善通寺市特別会計下水道予算、議案第29号平成13年度善通寺市特別会計農業集落排水予算の2議案につきましては、別段質疑はなく、採決の結果、全会一致で可決いたしました。 次に、議案第31号平成13年度善通寺市水道事業会計予算については、昨年予備水源を新設したことによる県営水道利水費の変化が見られないことについて質疑があり、当局より、予算上では渇水化の対策のため、若干前年度よりふやしているが、県への自主量の申し込みは前年度より少なく行っており、採決の段階では前年度より下回るものと思われる。 また、県営水道の利水量については、県の計画による枠があり、毎年少しずつ県水は依存度を減らしていきたいとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案どおり可決いたしました。 以上、当委員会に付託されました3議案につきましては、いずれも原案どおり可決いたしましたことを御報告を申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ◆2番(内田信吾君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 2番内田議員             〔2番(内田信吾君)登壇〕 ◆2番(内田信吾君) 議案第28号、第29号、第31号について、反対の立場で討論に参加いたします。 下水道予算並びに農業集落排水予算においては、本年4月よりの値上げを想定しての予算となっております。また、水道事業会計予算においては値上げはされておりませんが、会計の方法、独立採算性に問題があります。学校や道路をつくったり、福祉施策を行うなどの一般行政は、多くは税金で賄われております。ところが、水道事業は料金という市民負担で賄われているところに問題があると思います。 また、本年の予算を分析してみますと、まずこの低金利の時代に異常に高額な支払利息5,900万円があります。貸借対照表では現金預金が5億2,000万円もあるのですから、直ちに低利率のものに借りかえ、繰上償還すべきではないでしょうか。 また、住民負担で施設をつくっておきながら、その施設に減価償却を行っております。この減価償却費が損金計上されますので、その金額をまた水道料金として市民が負担をする。料金にはね返ってくる仕組みになっております。これはまさに二重の市民負担となります。 12年度の予定損益計算書を見ますと、当年度の純利益が1億2,300万円で出ておりますが、これはさきに述べました減価償却費1億5,400万円余りを営業費用として差し引いた後の黒字であり、借入金の繰上償還を行うことなく計算しますと、2億7,000万円もの黒字となります。まことに粗い計算ではありますが、このように考えますと、十分水道料金を現行よりも引き下げることも可能な決算内容となっております。 以上、当局の努力を期待いたしまして、反対討論といたします。 ○議長(草薙昭典君) ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第28号平成13年度善通寺市特別会計下水道予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号平成13年度善通寺市特別会計農業集落排水予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号平成13年度善通寺市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第26号、議案第27号、議案第30号 ○議長(草薙昭典君) 日程第8、議案第26号平成13年度善通寺市特別会計老人保健予算、議案第27号平成13年度善通寺市特別会計国民健康保険予算、議案第30号平成13年度善通寺市特別会計介護保険予算の3議案を一括議題といたします。 本案は、教育民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 13番安藤末雄君。             〔13番(安藤末雄君)登壇〕 ◆13番(安藤末雄君) ただいま議題となりました議案第26号、議案第27号、議案第30号の3議案につきまして、教育民生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第26号平成13年度善通寺市特別会計老人保健予算につきましては、介護保険の関係で平成11年度から12年度の1人当たりの医療費は9万円減少しているが、平成13年度については増加することについてお尋ねしたところ、老人保健の予算のうち介護保険に移行した事業があり、予算が減少した部分もあるが、老人保健対象者の増加と全体的な医療費の増加に伴うものであること。 また、介護保険制度開始以前の1人当たりの医療費と平成13年度の1人当たりの試算結果を比較すると、6万4,000円程度減少しているとの答弁がありました。 次に、議案第27号平成13年度善通寺市国民健康保険予算につきましては、老人保健拠出金の増加についてお尋ねしたところ、平成10年度から平成11年度の老人医療の伸び率により精算しているので、その部分の医療費が増加したことに伴うものであり、今後平成14年度については介護保険制度の当初年度を含む算定となることから、若干数字には変動があると考えているとの答弁がありました。 また、介護保険制度などを利用することによる医療費の減少についてお尋ねしたところ、まだ明確な分析は行ってはいないが、介護面、福祉施策を充実させることによる医療費の減少がある反面、介護施策や福祉施策を利用しながら医療費も使うといった傾向が強いのではないかとの答弁がありました。 次に、議案第30号平成13年度善通寺市特別会計介護保険予算につきましては、今後保険料の見直し時期があると思われるが、今後の見通しについてお尋ねしたところ、13年度には特別養護老人ホーム等の施設も完成することから、これらへの入所者がふえると見込まれ、また第1号被保険者を3,500円で試算をして、3年間の総計で考えるのであれば、保険料の変動は小さいと考えているとの答弁がありました。 甚だ概要ではありますが、当委員会に付託されておりました議案第26号、議案第27号、議案第30号の3議案につきましては、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ◆2番(内田信吾君) 議長 ○議長(草薙昭典君) 2番内田議員             〔2番(内田信吾君)登壇〕 ◆2番(内田信吾君) 議案第26号、議案第27号、議案第30号に反対の立場で討論いたします。 既に御案内のとおり、国保会計におきましては、国民健康保険事業財政調整基金として5億400万円もの積立金がございます。昨年度は国保税を引き下げることができ、介護保険の導入もありましたが、大変市民に喜ばれました。本年も前年同額でございますが、長期にわたる不況の上、ことし10月からは介護保険料も2倍になります。 私はこの際、基金を取り崩してでも国保税を引き下げるなどの予算を組べきではなかったかと考えます。 また、介護保険料においては、わずかな年金収入で生活する高齢者には重過ぎるとして、独自に保険料を減免する市町村が85市町村もあり、この数は率で言いますと3%余りとなっております。また、この4月から実施しますのが67市町村、2%であります。 また、介護サービス利用料の1割負担独自に軽減することは、予定を含め21%の自治体で実施しようとしております。 以上、実際に保険の運営当たる自治体としては、著しく住民サービスの欠けた予算となっておりますので、反対をいたします。 ○議長(草薙昭典君) ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 これより分割して採決いたします。 まず、議案第26号平成13年度善通寺市特別会計老人保健予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号平成13年度善通寺市特別会計国民健康保険予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号平成13年度善通寺市特別会計介護保険予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第33号 ○議長(草薙昭典君) 日程第9、議案第33号工事請負契約についてを議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。             〔市長(宮下 裕君)登壇〕 ◎市長(宮下裕君) ただいま上程されました議案第33号工事請負契約について御説明を申し上げます。 本案は、庁舎別棟機械室建設工事を実施するに当たり、去る3月14日、12社による指名競争入札を行いましたところ、消費税及び地方消費税を含め4億5,045万円で株式会社きんでん四国支社が落札し、3月19日に工事請負の仮契約を結びましたことから、この工事請負契約の締結について、善通寺市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、今回の工事請負契約にかかわる工事完成予定日は平成13年11月19日となっております。 以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第33号工事請負契約については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題なっております議案第33号工事請負契約についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第34号 ○議長(草薙昭典君) 日程第10、議案第34号平成12年度善通寺市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。             〔市長(宮下 裕君)登壇〕 ◎市長(宮下裕君) ただいま上程されました議案第34号平成12年度善通寺市一般会計補正予算(第5号)について御説明を申し上げます。 本補正予算は、財源対策債の配分額の決定により、歳入予算の補正を行うものであります。市債については2,610万円を増額するものであり、この元利償還金については、後年度の普通交付税に80%が算入されるものであります。 一方、繰入金は同額を減額いたしました。 また、地方債の補正につきましては、所要の措置を講じております。 以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第34号平成12年度善通寺市一般会計補正予算(第5号)については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題なっております議案第34号平成12年度善通寺市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 議案第15号 ○議長(草薙昭典君) 日程第11、議案第15号善通寺市助役の選任についてを議題といたします。 平岡政典君の退席を求めます。             〔助役(平岡政典君)退席、退場〕 ○議長(草薙昭典君) 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。             〔市長(宮下 裕君)登壇〕 ◎市長(宮下裕君) ただいま上程されました議案第15号善通寺市助役の選任について提案理由の御説明を申し上げます。 本市の助役の平岡政典氏の任期が平成13年3月30日をもって満了となります。つきましては、平岡政典氏を引き続き助役に選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 なお、任期は4年であります。 以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第15号善通寺市助役の選任については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題なっております議案第15号善通寺市助役の選任について同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号についてはこれに同意することに決しました。 平岡政典君の入場を許します。             〔助役(平岡政典君)入場、着席〕             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 議案第16号 ○議長(草薙昭典君) 日程第12、議案第16号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長。             〔市長(宮下 裕君)登壇〕
    ◎市長(宮下裕君) ただいま上程されました議案第16号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任について御説明を申し上げます。 本市の固定資産評価審査委員会の委員は6名でございますが、そのうち大西正勝氏が平成13年4月6日で、三好智氏が平成13年6月11日で任期満了となります。つきましては、大西正勝氏の後任に若宮滝子氏を、三好智氏の後任に加納恒徳氏をそれぞれ同委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 なお、御両名の略歴につきましては、議案に添付の参考資料のとおりでありまして、経歴、識見とも固定資産評価審査委員会の委員として適任と考えるものであります。 また、委員の任期は3年となっております。 以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第16号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第16号善通寺固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号についてはこれに同意することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 議員提出議案第2号 ○議長(草薙昭典君) 日程第13、議員提出議案第2号善通寺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてを議題といたします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 9番尾崎弘君。             〔9番(尾崎 弘君)登壇〕 ◆9番(尾崎弘君) ただいま議題となりました議員提出議案第2号善通寺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。 本案は、昨年5月、地方自治法の一部を改正する法律が議員立法により可決成立し、地方自治法第100条で議員の調査研究に資するための経費の一部として、政務調査費を条例に定めるところにより会派または議員に対し支給することができることとなったため、善通寺市議会政務調査費の交付の対象額及び交付の方法並びに収支報告書の提出について制定するものであります。 以上、要点のみでありますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) これより質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号善通寺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号善通寺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 請願第1号 ○議長(草薙昭典君) 日程第14、請願第1号乳幼児医療費助成制度の拡充に関する請願書を議題といたします。 本案は、閉会中の継続審査として教育民生委員会に付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。 13番安藤末雄君。             〔13番(安藤末雄君)登壇〕 ◆13番(安藤末雄君) ただいま議題となりました請願第1号乳幼児医療費助成制度の拡充に関する請願書につきまして、教育民生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 なお、請願書の審査時期が3月定例会前であったことから、今定例会に提出された福祉医療費助成条例の改正前であったということをあらかじめ御了承ください。 委員会は、本年1月30日、2月19日の2日間開催し、請願書の内容について慎重に審査を行いました。 この案件は、市に対して乳幼児医療費助成制度の対象年齢を医科については小学校入学前まで、歯科については中学校卒業まで拡大させるなど2項目にわたり特段の措置をとるように要望するものであります。 本助成制度は、乳幼児に対し医療費の一部を助成することにより、健やかな育成と保健の向上に寄与するとともに、福祉の増進を図ることを目的とし、現在3歳未満児が病気やけがで医療機関にかかった場合、その医療の保険診療分の自己負担分を市が助成するものであります。 委員の意見としましては、助成制度の年齢引き上げについて、全国的には乳幼児医療費が6歳のところは、歯科も同じ年齢までであることが多く、また医療費は6歳であるが、歯科は4歳という実例もあることから、歯科についての中学校卒業までという部分に関しては根拠が薄いのではないか。それに、対象年齢の引き上げについては県でも見直しを行っていると思うので、当然当市でも近い将来6歳未満までには引き上げられるのではないかとの意見がありました。 また、請願事項にあるように対象年齢を小学校就学前とすれば、対象児の生まれた月によっては公平さが損なわれるのではないかと考えられるので、この小学校就学前というのは少々問題があるのではないか。現在、公平性を保つために3歳未満となっていると思われるので、年齢を引き上げるのであれば、6歳未満までにすることが適当であるのではないかとの意見がありました。 そして、所得制限についても考え方はさまざまであるが、ある程度所得の多い方には応能分の負担をしていただくのが適当ではないだろうかとの意見がありました。 これらの意見を踏まえ、当委員会として慎重に審査を行い、採決の結果、不採択とすることに全会一致で決しましたことをここに御報告申し上げます。 ○議長(草薙昭典君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております請願第1号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。 委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(草薙昭典君) 起立多数であります。よって、請願第1号は委員長の報告のとおり不採択と決しました。 次に、平成13年度市税制改正の概要について当局より発言を求められておりますので、これを許します。 市民部長。             〔市民部長(上田英昭君)登壇〕 ◎市民部長(上田英昭君) 失礼いたします。お疲れのところ、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 お手元に平成13年度市税制改正案の概要をお配りしておりますが、御承知のとおり現在国会において地方税法等の一部を改正する法律案が審議されているところであります。法案が成立、公布されますと、早速4月1日から課税業務が必要となってまいりますので、市税条例並びに国民健康保険税条例の一部改正について専決処分をさせていただきまして、次の議会において御承認をいただきたいということでお願いを申し上げるものでございます。 なお、お手元にお配りさせていただいておりますそのうち市税に関する今回の改正について、ごくごく簡単に御説明をさせていただいたらと思いますが、総体的に今回の改正につきましては、ごらんのとおり税率の改正といったような直接税額に影響するような改正内容はございません。個人市民税、固定資産税、都市計画税、そして国民健康保険税におきまして、課税の特例の適用期限の延長、あるいは特例措置の創設等が今回の主な内容というようなことで、特例的な部分というような改正になっておるのが内容でございます。 以上、甚だ簡単ではありましたが、御説明とお願いを申し上げまして、終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(草薙昭典君) 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(草薙昭典君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決しました。 これにて平成13年3月定例会を閉会いたします。 御苦労さんでした。             午前11時3分 閉会 ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項による署名者             議  長             議  員             議  員             議  員...